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八丈富士
八丈富士
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八丈島の北西部を占める八丈富士(西山)は、三原山(東山)の活動が終止し、しかもかなり侵蝕が進んだころ(完新生=約1万年前)その北西部の山麓から海中にかけて噴出したと考えられている。玄武岩の熔岩、岩滓火山礫、火山灰などをくり返し噴出し、現在のような日本でも珍しい井戸状を呈した複式休火山となった。火口は直径約400メートル、深さ50メートルで火口底には中央火口丘がある。中央火口丘の頂部には直径80メートル、深さ60メートルの噴火口がある。八丈富士の標高は854.3メートルに達し、伊豆七島中最高の火山である。山頂附近には、一面に草原様をなしている部があり、モウセンゴケ・ハチジョウコゴメクサ・ノギラン・ヤマトキソウなどを生じ、八重根港に面した側は、一面にイヌツゲの矮林になっており、ヒカゲノカズラ・カキランが多く生じている。山頂こは巨大な岩が累積しているが、その間は、常緑の樹木や草木が密生し、頂上までの大部分は町の草地改良事業による牛の放牧地としてのどかな平野的風景をつくっている。
情報
八丈富士
住所 〒100-1511 東京都八丈島八丈町 三根